2017/10/20

8月度発表会

発表会とは、アートデザインスクール天神橋のメンバーが
月に一度作品を持ち寄り意見を出し合う機会です。

今回は、クリエイターコース8月度発表会の作品を一部紹介します



イメージイラスト
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2枚とも同じ人が描いていますが、タッチや雰囲気が違います。
普段のイラストは、右側のようなシリアスな絵柄と色使いですが、
左側のコミカルな絵柄も描きやすかったとのことです。

普段の絵柄を知っているメンバーは、
最初見たときにいつもと雰囲気が違っていたので驚いていました。
イラストのタッチは模索中とのことで、今後の展開が楽しみです

どんな媒体に使うのかを考えずに、今回は描きたいと思ったものを描いています。
描きたいものを描くというのは、当たり前のはずですが難しいです。
描く人の状況や周りの環境によってはできないことが多く感じます。
それを如何に無理せず、自分が描きたい作品に近づけられるかが大事です。



キャラクターイラスト
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「ケモノ娘」というテーマで、
狐をモチーフにしたことで鳥居、石段、木と背景を発想していったそうです。

「石段と鳥居の形や距離感が気になる。」
「お稲荷さんを描いた方がキャラクターとの繋がりがわかりやすいのではないか?」
という感想がありました。

描きこみが多ければいいというわけではないですが、
見る人がその作品に入り込んでもらえるように、
イラストの中に世界観が伝わるような情報を入れる必要があります。


キャラクターに力を入れがちになりますが、
イラストは全体のイメージに合わせて小道具や背景を描いていくことが大切です



ポーズイラスト
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キャラクターに動きのあるイラストということで
「部活」をテーマにシリーズで描いていく予定だそうです。

「キャラが動きのあるポーズをしているのに、服や髪に動きを感じない。」
「テニス部にいた立場から見たら、ラケットの持ち方やフォームがありえない。」
という意見が出ました

自分の作品は、どの分野の精通した人が見るかわかりません。
例えば、機械に詳しい人に車の絵を見せた時に
「タイヤの前輪と後輪の位置が狭いので構造的にキチンと動かない。」と言われることがありえます。
リアル調ではなくデフォルメ調の絵でも、
見る人に違和感を持たせないように描く必要があります。
そのため、絵を描くにあたってモチーフの資料を集めて調べることは欠かせません。




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巾着付きの籠は、和服に合わせて使えるように丸くて可愛らしい形を意識しています。

編み目の粗さは人によって好みがあります。
そして、形や大きさは用途によって左右されます。
性別や年代といった層を踏まえて、
自分がどの人たちにどう展開していきたいのかを考えることが大切です。


今回の籠の素材は紙ですが、今後は竹で製作していくことを考えているようです。
知識や技術、道具など新たに必要になることは多いですが、
商品として製作するには避けては通れない道だと感じます



今回の発表会で印象に残ったのは
「作品はアクが強すぎると、人には受け入れてもらうのは難しいということ」

インパクトのある作品は、人の目を惹きますが、
商品にできるまでの画力や制作者の思想や意図があるのかということが問われます

キャラクターの表情やポーズ、世界観、色使いなど
人が見て「これ良いなぁ」と、明確に一つでも感じてもらう工夫が必要です。

作品を見てもらいたい人のことを考えず自分がやりたいことを独りよがりになるのも、
周りの反応を気にしすぎて人の一挙一動に振り回されるのも良くないです。

発表会では、周りの意見を参考にしつつ、
自分のやりたいことや描きたいものを改めて見つめ直す力を鍛えています。
描いている自分も見る人も楽しくなるような作品を、もっと制作していきたいです
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2017/10/13

7月度発表会

今回はかなり遅くなりましたが、アートデザインスクール天神橋
クリエイターコース7月度発表会の作品をご紹介します。


まずは、オリジナル作品です。


巾着
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キャラクターイラスト
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線画イラスト
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今回、特に印象に残った物は
上のクリームソーダと女の子のイラストです


描いたメンバーは「女の子は喫茶店にいるクリームソーダの妖精という設定で
女の子の足のラインを描けて良かった。クリームソーダの色合いが好きで
色も塗りたかったが今回は間に合わなかった。」
との事。

キャラクターを描く時は
そのキャラクターがどんな所に住んでいるのか
どんな性格をしているのか、描くポーズにどんな意図があるのか等
世界観や性格を考えて描く事によって
1人1人に個性がつき、より魅力的に感じます。


「クリームソーダ以外にもケーキやマカロン等
甘い物をテーマにして描いてみたい」との事なので
今後が楽しみです



次は、人物クロッキーをご紹介します。

アートデザインスクール天神橋では、月に一度
カリキュラムの一環としてクロッキー会を行っています。
写真は、その時にメンバー達が描いた物の一部です。

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クロッキーを描いた感想を聞かれ、メンバーからは
「1枚の紙の中に人物が納まるようになった」
「足が空中に浮いたようになる」
「時間に間に合わなくて、下半身が描けない」
等の感想がありました。

人物クロッキーは、実際の人物をよく見て描く事により
全体のバランスを上手く取るための練習
になります。

そのため、人物キャラクターを描いた時に
頭が大きくバランスが悪くなった、足が変な方向を向いている等の
失敗を防ぐ事ができます。

自分の弱点を意識して描き続けていく事で
徐々に上手く全体のバランスを取れるようになるので
描く枚数をこなしていきたいです



イラストや商品の製作、クロッキー等
描き続ける事、作り続ける事はとても大切な事
です。

そして、作った物を他の人に見てもらい、感想や意見をもらう事で
さらにスキルアップに繋がります。

上手く作品ができず落ち込むこともありますが、コツコツと作り続けて
発表会に出せるように頑張ります
2017/10/06

お絵描き課題

アートデザインスクール天神橋では週に1回、
課題に沿った作品制作の訓練をしています。
題して「お絵描き課題

名前は可愛らしいですが、
約1時間という時間で
どれだけテーマを理解してカタチにできるか、が問われる実践的な訓練です。


今回のテーマは「廃墟と時間」です。

oekaki.jpg

「廃墟」というと過去のものとして表現しがちですが、
このテーマの意図は、作品の中に未来を感じさせるかどうか、

ということ。


単にイラストレーションとしてだけでなく、
どのような媒体として使うのかも考えないといけません。

アニメーションにして、時間の流れを感じさせる工夫しているもの、
時計を媒体にして、廃墟から再生を示唆するもの、
小説の表紙として、見る人に世界を想像させるもの、

といった表現が今回出ました


人が見た時に
テーマの意図がきちんと認識、意識してもらえないと作品として成り立ちません。
アイディアだけではなく作品の力をどう伝えるのか、
+αで魅せる工夫をしていくことが大切になってきます。



自分が描きたいものに時間をかけることも良いですが、
絵を仕事として描くときに、依頼主の要望や締め切りは重要です。



「お絵描き課題」では、短時間でテーマを意識して絵を描くいい訓練になっています。
「発表会」とはまた違った制作の機会なので、
スクールメンバーも有効的に活用しています。

例えば、このブログを読んでくださっている方々では、
今回のテーマ「廃墟と時間」では一体どんな作品に仕上がるのでしょうか?
もし絵のテーマがなかなか決まらないという方は、
今回チャレンジしてみるのはいかがでしょうか