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2018/09/21

8月度発表会

毎月恒例の発表会。
発表会では、アートデザインスクールの会員達が作品を持ち寄り、
意見や感想を出し合う機会になっています。

今回は、クリエイターコース
8月度発表会の作品を一部ご紹介します


デッサン
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「びくびくしながら描いてしまい、筆圧調整ができていない。」
「描き続けてきたので、今までに比べたらきれいに描けている。」
「モチーフの重さや質感が感じないので、明暗差をハッキリ描く必要がある。」
といった意見が出ました。

形や質感、構図、空間の把握などの表現は、人によって得意不得意があります。
自分の作品や商品を制作するにあたって、
苦手なことを完全に避けていくのは難しいです。


デッサンでは、苦手なことは浮き彫りになるだけではなく鍛えていくこともできます。
デッサンをするにあたって、自分は今回どう描くのかを決めることが重要です。

「形をとるのが苦手だから、そこを重点的に描きたい。」
「オリジナルのイラストに活かせるように構図の取り方をしっかりしたい。」
といった具合に意識していかないと、
ただ目的もなしに描いても正直なかなか身につかないと思います。


設定書
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こちらは、キャラクターを描いたら設定を作りたくなって書いたとのことです。

設定書は
「どれだけ設定として出せるか?」
「わかりやすく伝わるか?」ということが大切です。


口頭での説明があったのですが、設定書を見ただけで伝わらないと意味がありません。

世界観、キャラクターの性格や関係性といった具体的な設定をもっと練ったものが
仕上がるのが楽しみです。


商品アイディアスケッチ
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猫をモチーフとした商品案です。
アクセサリーやポーチなど、92点もの案が並びました。

数を出すことはもちろんですが、
その中から自分のお気に入りを考え選び抜くことが必要です。

実際にお店に並んでいる商品をじっくり見て、
どういうものが市場に出て売れているのかマーケティングしないと企画は難しいです。

ただ商品企画において、流行や万人受けすることに囚われず、
「自分がほしいと思えるのか」ということを大事にしてほしいと感じます。


イラスト
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「原画と個展で貼りだしていたパネルの色味が違うのがもったいない。」という意見が多くありました。
印刷前の編集の仕方が問題なのでは?ということでした。

作品を原画だけで市場に出すことは少ないです。
雑誌や書籍の挿絵、ホームページのイラストや動画、店舗のデザインなど、
様々な媒体で作品は展開されています。
媒体に合わせて、
人への見せ方を考慮した展開や編集をキチンと考慮する必要があります。


作品は描いたら終わり!ではないことを認識しないといけないですね。



「人に見せる」ということの重要性を発表会を通して感じます。

自分の作品を人に見せることで、気づかなかった発見があったり、
人の作品を見て意見をいうことで、伝わりやすい言葉を考えるようになっていきます。

作品が完成していても途中でも、気軽に作品を発表会に出して人に見せる機会を大事にしていきたいです
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2018/09/14

7月度発表会

今回は、アートデザインスクール天神橋
クリエイターコース7月度発表会の作品の一部ご紹介します。

発表会ではスクールの会員が作品を持ち寄り、感想や意見を出し合います。


今回出た作品はこちらです

イラスト
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クレヨンと水彩を使って描いたイラストです。

このイラストを描いた会員は
「最近の自分が描くイラストは
技法や色彩の具合がビジネスを気にしていた所があった。
今回は昔描いていた画材や技法で仕上げた。」と言っていました。

ビジネスで描くものと自分が描きたいものが違うことはよくあります。
それはモチーフであったり技法や画材等様々です。


「今は描き方を気にせず、ビジネスで描くものも
自分が描きたいものも良くしていきたい」
と言っていたので、今後どんなイラストが見れるのか楽しみです。



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「キャラクター達の能力、性格や関係性、時代背景といった世界観等
設定を考えてイラストを描いた。」とのこと。

他の会員から
「設定を聞いていると面白そう。このイラストだと少し分かりづらいと感じたので
もっと設定を活かしたイラストが見たい」と感想がありました。

イラストはその中で世界観や人物の設定を表現しなければなりません。

どれだけ設定を考えても、それが活かされていないと勿体ないと感じます。
どんなキャラクターなのかを、わかりやすくするために特有の動きや表情を入れると
世界観や人物にぐっと魅力が出ます。

ワクワクするような設定なので、どんどんイラストを描いて見せてほしいです。



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「オリジナルキャラクターの日常や関係性を描きたかった。」とのことです。

他の会員から
「キャラクターにもう少し魅力がほしい。
世界観やキャラクターのことがわかる物があればより魅力的になる」
と感想がでました。

キャラクターの魅力を伝える手段は、絵本やグッズ展開等他にも色々あります。
どんな手段が自分にあっているのかを考え発信していくことが大切です。


「キャラクターの設定をもう少し練って自分に合う方法で発信したい」
と言っていたので、今後の展開が楽しみです。


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オーストラリアに生息するウォンバットという動物を
モチーフにしたキャラクターです。

「ウォンバットがゆるいのに対し、文字が丁寧に書かれていてギャップが面白い」
と感想がありました。
このキャラクターを描いた会員は特に意識していなかったとのこと。

意識せずにぱっと出た物は、その人の持っている個性です。
何に使うかどんな媒体で展開するのか、今は考えずに
どんどん描いてほしいです。



商品のラフ案
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猫をモチーフにした商品のラフ案です。

「コンセプトの段階なので、もっと思い切った物を考えてほしい」
と感想がありました。
このラフ案を描いた会員は
「材料や作り方等、自分ができる範囲を考えてデザイン案を考えた。」と言っていました。

自分ができることを認識していることは大事だと思いますが
そればかりに囚われているとアイディアの範囲が狭まり、面白いものはできません。


実現可能かどうかはさておき、まずはアイディアをどんどん出していき
それから理想の形に近づけるにはどうしたら良いかを考えてもいいのではないかと思います。



クロッキー
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「オリジナルイラストを描いた時に
手を描くことが一番下手だと感じ練習している」とのことです。

手は角度が違うと様々な見え方をするので、なかなか描くのが難しいなと感じます。
上手く描けるようになるには、手の形を覚えるのではなく
関節がどう動くのか等、手の動きを覚えることが大切
です。

苦手な物を練習することは大変ですが
好きな物を描く等して、息抜きしつつ頑張ってほしいです。



今回の発表会で、特に印象に残ったことは
絵は終わりがないので、どこで終わらせるのかを自分で考えて描く
ということです。

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デッサンが数点出ていたのですが
会員から、「自分の中では描き込んだつもりだったけど
もう少し描き込み等できることがあったのかなと思った。」
という感想がありました。

デッサンに限らず、絵全般に言えると思いますが
絵を描いていると、やりたいことが多くこだわりがつきないと思います。

こだわることは作品をより良くするために大切なことです。
しかし次から次へとやりたいことが増え
それでは中々完成が困難になります

「今回のデッサンでは質感を表現したい」
「今回描くイラストでは、特に人物の表情を柔らかく描きたい」等のように
自分で目標や完成イメージを決め、終わりを考えて絵を描くことが大切です。


今年も残り約3か月半になりました。
月日が経つのは早いものですが、焦らず前向きに、発表会という場で
自分の作品と向かい合っていきたいです
2018/08/03

6月度発表会

猛暑が続いておりますが、みなさん体調はいかがでしょうか?
水分補給と休息はきちんと取ってくださいね。

アートデザインスクール天神橋筋のメンバーも暑さにうんざりしておりますが、
発表会には変わらず様々な作品が並びました!

発表会では、月に一度作品を持ち寄りメンバーで意見や感想を出し合います。

今回はクリエイターコース
6月度発表会の作品を一部ご紹介します


デッサン
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同じモチーフでも描いている人のタッチや質感の違いなどが
1枚の絵に表れるのはおもしろいです。 

あっさりと描き上げて未完成に見えてしまう人、
モチーフの全体ではなく、部分を気にして描きこむ人、
物の質感を捉えるのが得意な人…という具合に、
オリジナルのものより分かりにくいかもしれませんが、デッサンでも個性は出ます。

苦手な人もいますし、
描きたいものがありそちらに集中したければ、
デッサンに長い時間を割く必要はないかもしれません。

ただ、基礎の勉強は基本的な技術を向上させるだけではなく、
自分自身の絵に対する姿勢を見つめ直すことができると考えています。


なぜ絵を描くのか、何が描きたいのか、そのためには何をすればいいのか
絵に対するプライドはあるのかを自身にぜひ問いかけてほしいです。

デッサンが絵を描くという習慣化に役立てばと思います。


キーホルダー
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こちらは、プラバンで作っています。

「イラストが細かく描きこまれていて、こだわりを感じる。」
という意見がありました。
作ったメンバー曰く、グッズ製作ができる印刷屋に足を運んでみたり、
インターネットで製作の方法や種類などを調べていて、
作ることにとても興味があるとのことです。

グッズにするにあたり、
イラストの見やすさを踏まえてプラバンの収縮率の計算など考えないといけませんが、
とにもかくにも、自分のやりたいことに取り組んで続けていくことが大事です。
ただ、作るだけではなく期限や目標を作って区切りを意識することは、
常に念頭におく必要があります。


化粧用品入れ
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入れたものを取りやすいように意識して作ったとのことです。

「持ち手がチェーンなので不安定。」
「ボトルなどの高さのあるものを入れると、
持ち手が引っかかって元の位置に戻せない。」
「化粧品を入れるなら間仕切りがほしい。」
など厳しい意見が出ました。

商品は、使う人や状況などをはっきり考えて作らないといけないなと実感します。
形状や色に惹かれても、使いにくければ勿体ないです。

どんな商品が使いやすいのかは、
自分はもちろんですが、他の人に実際が触れてみないとわかりません。

発表会では、すぐに意見や感想がもらえるので商品製作の参考になります。


特に今回の発表会で印象に残ったのはこちらの作品です。

イラスト
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こちらは自分で見つけた虫を撮影し、家でその写真を参考に描いたものです。

「どの虫が上手く描けたと思うのか?」という質問に対し
ナミテント(画像、下段の左から2枚目の黒い虫のイラスト)で、
背中のテカリ具合が上手く描けたと思っている。」と答えていました。

モチーフが好きで思い入れがあると、
デッサン力がなくても探求心・追求心から観察して描くので
描けるようになるとのことです。


ただ、虫と地面との陰の関係性など、虫本体と関係ないところは
デッサンをやってないと描けないので、基本はやはり大事ですね。

描いたメンバーは、
「虫の手足の節目や細かい毛、体の質感や色味などを特徴的にキレイに描きたい!」と、虫を描くにあたっての信条があり、
その意気込みは見る人にヒシヒシと伝わってきます。


8月下旬から個展を控えているとのことで、
どんな作品を見ることができるか楽しみです。
個展の詳細は、こちらのブログでも紹介していきますね


今回紹介した作品以外にも、
ラフ画や動画、本の表紙案など様々なものが並んでいました。

やりたいことが決まっている人、迷っている人はスクールにもそれぞれいます。
途中の作品や自信がなくても、発表会で作品を出していくことをもっと気軽に考えて
自分の作品を自分自身から発信するための足がかりとして
活用していければと思っています。

作品は人に見せないと、認めてくれませんからね。
2018/07/27

5月度発表会

今回はクリエイターコース
5月度発表会の作品をご紹介します。

アートデザインスクール天神橋では
月に一度、スクールメンバーが作品を持ち寄り
感想や意見を出し合う発表会を行っています。


今回出た作品の一部はこちらです


デッサン
「空想で描かず、見たままを描くようにする」
「暗い部分と明るい部分をもっと思い切り描きわける」等の
意見がでました。

陰影のつけ方や物と物の空間表現等、
描けば描くほどデッサンの難しさを痛感しますが、少しずつ手応えを感じます。
続けていくことが大事です。
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クロッキー
「モデルではなく、自分が描くキャラクターの形で描いているのでは?」
と感想がありました。

短時間で描くことが多いため慌ててしまい、実際のモデルをよく観察せず
想像で形を描いてしまうことも多いかと思います。
慌ててしまう気持ちもわかりますが、実際のモデルをよく観察することを意識して描くことが大切です。
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デッサンとクロッキーはモチーフをよく観察して描くことが大事です。
よくモチーフを観察することで、オリジナルイラストを描く時に
自分なりのデフォルメを入れつつ、物の特徴を捉えて描くことができるようになります。
目で見るだけでなく、実際に触って感触を確かめたり、
物の重さを感じることで、よりモチーフを理解して
描くことができます



イラスト
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「気持ちが前向きな時は、花やシャツのイラストのように淡い色合いになり
不安の時はカバンのイラストのように濃い色合いに塗るようになる。
どちらかというと淡い色合いで塗りたいので、そちらを心がけて塗っていきたい。」
とのことです。

イラストを描く時は、その時の気持ちや健康状態、環境等が影響されます。
常に安定した状態でイラストを描くことが理想的ですが、なかなか難しいです。
ただ、マイナス方面ばかりでなく自分が思いもよらない方向に筆が進んだり色が塗れることもあります。

カバンのイラストは他の3枚のイラストに比べると色の深さから目を惹きやすく
他のイラストは淡い色合いが綺麗で好き
だと、それぞれ感想が出ました。

どちらの塗り方が良いのかは人によって分かれますが
本人の納得のいく塗り方を突き詰めてほしいと思います



今回、特に印象に残った作品は
蝶のアクセサリーです。

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イヤリングとネックレスになります。
蝶の細かさや青の色合いが綺麗で好きだなと
思いました

「蝶の色が青く寒色系なので、チェーンの色は暖色系のゴールドより
同じ寒色系のシルバーがより合うと思った」
と、感想がありました。

アクセサリーはメインにこだわりを持つことは勿論大切ですが
それ以外の部分にこだわることも忘れてはならないです。


ネックレスなら、チェーンをゴールドにするのか、シルバーにするのか
それとも素材そのものを変えて、革や麻等の紐にするのかが考えられます。

部分を変えるだけで、ネックレスの印象がガラリと変わります。

強調させたい物(アクセサリーだとメインの飾りの部分)を作るうえで
それ以外の部分もどの様にしたら全体がまとまるか、見せたい所を
引き立たせることができるのか
を考える必要性を感じました。


作ったメンバーは今回、売り物としてではなく自分がほしいと思う色や形のネックレスを作ったそうです。
発表会での感想を聞き、シルバーのバージョンも作ってみたいと
言っていたのでどんな印象に変わるのでしょうか?

発表会では、沢山のメンバーの色々な作品や商品、試作品をみることができます。

自分の作品についての意見や感想がもらえるのはもちろんですが
他のメンバーの製作意図を聞いたりすることで
創作意欲を刺激されます。

今後も、メンバーの作品に刺激をもらいつつ、自分の作品作りを頑張っていきたいです
2018/06/01

4月度発表会

季節の変わり目で体調を崩しやすい今日この頃。
制作は体が資本なので、体調管理には気を付けたいものですね。

そんななか気温差に負けるか!と
アートデザインスクール天神橋での月に一度の発表会では、
メンバー達は作品や意見を出し合いました。

今回は、クリエイターコース4月度発表会の作品を一部紹介します


ポストカード
水彩画の淡く透明感のある色彩が目を惹きます。
ポストカードは、イラストを前面に出した商品としてコスト面などを考慮すると
生産しやすいものです。
ただ、ポストカードだけでは商品展開としては弱いので、
今後の商品企画や方向性を考える必要があります。
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キャラクターデザイン
人からの依頼のため設定ありきで描いたものだそうです。
線画だけでもキャラクターの性格や個性が分かるとワクワクします。
カラーになると一気にイメージが変わってしまうこともあるので、
完成がどうなるか楽しみです。
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商品試作品
シルクスクリーン(印刷の一種)で布にイラストを刷ったものになります。
シンプルなイラストと帆布に対してのインクの乗り具合など、
落ち着いた雰囲気に魅力を感じます。
刷る作業よりも、デザイン案を考えたり版を制作するなどの準備が大変だそうです。
布以外に木やコルクにも刷っていきたいとのことで、
どんどん商品化していってほしいです。
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デッサン
今回の発表会では、特にデッサンを出しているメンバーが多く感じました

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「輪郭線が強いので、陰影で描くことを意識すること。」
「使う紙の質によってタッチが粗くなりやすいので、紙選びも必要。」
「紙の余白もデッサンには大事で、構図は最初にしっかり決めないといけない。」
「モチーフに対して、どこまで描けるか追及しているのが垣間見えて良いと思う。」

など、意見や感想が出ました。

デッサンで見かけるのが
「これくらい描いたらいいかな?」と不安や自信がなくあまり描きこんでいかないこと。
むしろ「これ以上描いてやる!」の気合で描いていってほしいです。
たまに逆で描きこみすぎて、紙が真っ黒の人も見かけますけれど。

大事なのは、失敗してもいいのでガツガツ描くことです
失敗は誰だって怖いし、したくはありません。
しかし、練習や訓練では成功より失敗の方が学ぶことが多いと感じています。

失敗を恐れて何も描かない方がもったいないです。


正直、デッサンは苦手だ、自分が描きたいものだけ描きたい、
という人も多くいると思います。
それも良いとは思いますが、客観的に自分の絵を見返したり、技術向上の一環として
たまには基本に振り返りデッサンをしてほしいです


繰り返し行った経験が作品や商品に活かされます。
絵は地道に描いた分だけ成果が出ます。


「何事も経験あるのみ!継続は力なり!!」という気持ちで
制作に励んでいきたいですね